目的と手段
nanapiのけんすう@kensuuさんのブログ記事をよみました。
「目的があっての手段だ」なんて考え、つまらなくないですか? - nanapi社長日記 @kensuu
「目的と手段」というフレームワークはぼくもよく使います。
どっちが前提にあるべきか、みたいなのは確かにどっちでもよい気がします。
卵が先か鶏が先か、みたいなおはなしっぽいかんじですし。
でも、こういうフレームワーク思考って便利なんですよね。
便利だし一定のアウトプットはできるけど、やはりフレームワークから規格外なものは生まれないのかなあ。
すげーかっこいいドリルがあったら欲しいですよ。どんな穴をあけてやろうか、何を作ろうかなんてどうでもいい。とにかく欲しい。買ったら、きっと穴をあけたくなるんですが、そっから何をつくるか考えてもいい。そして出来たものが、素晴らしい本棚だったりしたら、それはそれで価値があるんじゃないかと思うわけです。
技術が好きな人ってこんなかんじですよね。
なにこれなにこれ、これすげえ!的な感想があって、これ使ったらあれできんじゃん!!!的な発想が出てくる、って流れ。
まあ、発想に関しては思うところがありますけど、要はいまやってることをおもしろがれるか、なのかなあ。
手段を目的化してる状況は、そういうおもしろがってる雰囲気になってるのかな。
そうであれば、確かにこっちのほうがおもしろいことは起きそうだなあ。
こういうのを、研究だったり芸術って言ったりするのかなあ。
起業も一種の研究であり、芸術なのかなあ。たぶん